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東海愛知新聞

ウイルスに関する話

23日 せいりけん市民講座 オンライン開催

自然科学研究機構生理学研究所(岡崎市明大寺町)は7月23日午後1時から、「第38回せいりけん市民講座」をオンライン開催する。今回は生理研と同機構生命創成探究センター(=エクセルズ、同町)に所属する村田和義特任教授による講演「ウイルスってどんな形?」のほか、村田特任教授と高校生の座談会の様子も配信する。

村田特任教授は、電子顕微鏡を使ってウイルスの構造や感染のメカニズムを研究している。電子顕微鏡を使ってとらえたウイルスの形状や、その形状になった成り立ちなどについて話すという。

座談会では、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定されている県立岡崎・刈谷の両高校のスーパーサイエンス(SS)部員が参加。両校のSS部員は座談会の前に生理研やエクセルズを見学しており、事前見学や講演で感じたことを村田特任教授に質問する。

生理研は元々市民講座でSSHと連携していたが、2020年にオンライン開催に切り替えてから、連携する機会が減少。こうした

状況下でもSS部員の学びにつながればと初めて企画された。また、途中で岡崎市保健所作成の「手洗い動画」も公開される予定。

生理研研究力強化戦略室は「ウイルスの中には正12面体や正20面体といった宝石のような美しい形をしたものもある。新型コロナウイルス禍でウイルスへの関心も高まっていると思う。興味がある方はぜひ見てみてほしい」と呼び掛けている。

無料動画投稿サイト「YouTube」の生理研公式チャンネルか生理研ホームページで視聴できる。視聴無料だが視聴にかかる通信料は視聴者の負担になる。

問い合わせは、同室(55―7723)へ。(横田沙貴)

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