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東海愛知新聞

LINEで子育て支援

岡崎市 ひとり親向けアカウント開設

岡崎市は無料通信アプリ「LINE」で子育て支援に関する情報発信に力を入れている。20日には、「岡崎市ひとり親家庭支援」(@354qwmsz)のアカウントの運用を始めた。

同アカウントでは、自立支援教育訓練給付金をはじめとした各種給付金、就学支度資金・修学資金・就職支度資金・生活資金などの貸し付け、児童扶養手当現状届の提出案内などに関する情報が順次配信される。また、セミナーや講演会、子どもの学習支援、OKフードドライブ(困窮者向け食料支援活動)、子ども食堂の開催情報なども含まれる。

市子育て支援室によると、同アカウントで配信される情報はこれまでチラシやホームページなどで周知を図っていた。だが、多忙なひとり親はこまめにチェックできないときもあると考え、アプリ側が自動で情報入手を知らせる「プッシュ通知」機能があるLINEで情報発信しようと専用アカウントを開設した。

LINEアプリ内でIDまたは「岡崎市ひとり親家庭支援」で検索し、友だち登録すると各種情報が配信される。登録は市外在住者でもできる。

また、同市は7月1日から妊娠期から子どもが3歳になるまでの間の子育て情報を発信していた電子メール配信サービス「子育て応援すくすくメール」の内容を、同市のLINE公式アカウント(@okazaki_city)で配信する。なお、同メールの配信は9月末で終了する。

市こども育成課によると、同メール利用者から「LINEの方が使いやすい」とした声を受けて切り替えを計画。子育て情報の発信をLINEに統一する。

登録後は妊娠中から出産後100日目までは毎日、そこから子どもが1歳になるまでは3日に1回、2歳までは1週間に1回、3歳までは2週間に1回の頻度でメッセージを配信。内容は子どもの成長の様子確認、育児に関するアドバイス、父母のメンタルヘルス(心の健康)、市の子育て支援サービスに関する情報など。

利用は、LINEで市公式アカウントを友だち登録後、同アカウントのトーク画面で表示されるメニューから「子育て応援すくすくLINE」を選び、出産予定日や子どもの生年月日などを登録する。父母以外でも利用できる。

中根康浩市長は「まちづくりほっとミーティング(市民広聴会)でもLINE活用を求める意見があった。子育てだけでなく防災や介護など、あらゆる分野で今後LINEの活用が非常に重要になる。活用を積極的に推し進めたい」と述べている。(横田沙貴)

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