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東海愛知新聞

生で食べられる 水ナス

出荷最盛期

岡崎市六ツ美地区で栽培されている「水ナス」の出荷が最盛期を迎えている。正名町の平井紀晃さん(67)方のビニールハウスでは早朝から収穫作業が行われており、実を傷つけないように収穫した後、長さ12〜15センチ、重さ160〜200グラム程度の水ナスを仕分けて次々と出荷している。

■水分多く皮薄い

水ナスは通常のナスより水分が多いが、あくが少なく皮が薄いため生食もできる。市内ではJAあいち三河岡崎なす部会六ツ美支部の3人が約47アールのビニールハウスで濃い紫色の皮が特徴の品種「紫水」を育てている。

同支部長も務める平井さんによると、今年は寒暖差が激しい時期もあったが生育は順調で、出来も平年並みという。出荷の最盛期は6月末ごろまで続き、8月中旬までに50トンの出荷を見込んでいる。

愛知県内で水ナスを市場に出荷しているのは同支部のみ。大手スーパーのほか、ふれあいドーム岡崎(下青野町)、道の駅「藤川宿」(藤川町)、幸田憩の農園(幸田町大草)のJA産直店舗で購入できる。(横田沙貴)

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