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東海愛知新聞

「どうする家康」大河ドラマ館

年間70万人以上見込む

岡崎市は、来年1月放送開始予定のNHK大河ドラマ「どうする家康」の大河ドラマ館について、三河武士のやかた家康館を活用し同月から2024年1月までの約1年間開館するスケジュールで検討している。来館者目標は「70万人以上」としている。大河ドラマ館整備をはじめとした大河ドラマ関連事業費10億6796万円などを含む新年度一般会計当初予算案があす28日開会の市議会3月定例会に上程される。()

家康館を活用 40年前と同程度

大河ドラマ館は家康館全体を使う想定。会場設営や約3カ月分(23年1〜3月)の運営費といった、新年度内のドラマ館関連の事業費は計約1億1000万円を見込む。来館者目標は、1983(昭和58)年放送の大河ドラマ「徳川家康」の家康館の入館者数と同程度に設定したという。

また、「どうする家康」に合わせて多くの来訪が予想される家康館、岡崎城岡崎公園は大規模な改修が計画されている。

周辺も大規模改修 城は半年間休館に

家康館と岡崎城は壁・床材の張り替えや照明のLED化などを計画。既存の展示品を生かしながらAR(拡張現実)などの先端技術を取り入れて刷新を図る。また、岡崎城は外壁の塗り替えや屋根の雑草撤去、シアタールーム設置なども計画に盛り込んでいる。改修工事による休館期間は、家康館が今年8月29日〜23年1月、岡崎城が今年6月16日〜23年1月を予定する。

岡崎公園では、多目的広場の芝生撤去や園路・バス駐車場の舗装打ち替え、巽閣の空調設備改修などを進める。花時計南側の老朽化したトイレは解体し、花時計周辺の植栽帯は撤去する。これらの場所には仮設トイレや土産物店、観光案内所を用意する。観光客らの利便性向上や市内や近隣の家康ゆかりの地への周遊促進につなげるためという。公園東の平面駐車場のトイレは建て替え、洋式トイレや多目的トイレを設置。家康館東の休憩室内に授乳室を設ける計画もある。

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