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東海愛知新聞

苦境乗り越え集大成

岩津高校で卒業発表会

県立岩津高校で5日、調理国際科と生活デザイン科の3年生による卒業発表会が開かれた。3年間学んだ知識と技術の集大成の場として毎年開かれているが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、入場者を在校生と保護者に絞って実施された。(

調理国際科は、調理の実演のほか、洋食や和食、中国料理、菓子といった調理作品を展示した。生活デザイン科は、同科を紹介するパンフレットや自分たちの店をイメージしたグッズなど制作した。フィナーレのファッションショーでは、自作の服をまとって体育館中央に用意されたランウェイを歩く生徒に大きな拍手が送られた。

3月に卒業する3年生は、一斉臨時休校や修学旅行の中止などを経験した。新型コロナ感染症に振り回された高校生活となったが、この日の卒業発表会では3年間の成果を存分に発揮し、それぞれが生き生きした表情を見せた。

調理国際科の芳賀絵実香さんは「実演は緊張したけれど、苦手な部分はうまくいった。普通とは違う3年間だったかもしれけれど充実していた。周りの方々に感謝したい」、ファッションショーに出演した生活デザイン科の杉浦愛美里さんと石井愛菜さんは「きょうはとても楽しかった。つらい時期もあったけれど、仲間に恵まれた。この学校で良かった」と笑顔で振り返った。

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