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東海愛知新聞

自動車関連が「上」

伊賀八幡宮 大寒恒例の武者的神事

岡崎市伊賀町の伊賀八幡宮(斎藤徳蔵宮司)で20日、江戸時代中ごろから続くとされる五穀豊穣などを願う行事「武者的神事」が開かれた。

同神事は毎年、二十四節気の1つ「大寒」に合わせて行われており、射的の的板の割れ方でその年の豊凶や景気動向などを占う。

祭典では、斎藤宮司らが拝殿で祝詞を奉上しから「判定表」を作成。神前から下げられたくじを代表者が引き、28個(的板の状況4パターン×占う7項目)の升目に「上」(前年比上向き)、「中」(同横ばい)、「下」(同下向き)の3択を割り振っていった。

その後、神職らは拝殿前に設けられた矢場に移動。斎藤宮司が鬼門(北東)と裏鬼門(南西)の方角に矢を放ってお祓いした後、浄衣に身を包んだ射手の会社員小野浩紀さん(27)が約15メートル先の約36センチ四方の的板に矢を2回放った。

今年の結果は2射とも外れたため、天候、米、工業、商業の4項目が「下」、ほかの五穀とサービス業の2つが「中」、自動車関連が「上」となった。

同八幡宮の斎藤延和禰宜(30)は「『下』という結果が(4項目で)出たように、厳しい年となるだろう。皆さんには、大難が小難に、小難が無難になるようにしてこの1年を乗り越えてほしい」と呼び掛けた。()

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