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東海愛知新聞

10個の目標を発表

新年交礼会 防犯都市宣言も表明

岡崎市民会館あおいホールで8日、同市と市総代会連絡協議会共催の「新年交礼会」が開かれた。90年以上前から元日に開かれてきたが、初めて元日以外の日に行われた。また、交礼会の後には中根康浩市長、加藤学市議会議長連名の「子ども・女性・高齢者を犯罪から守るまち岡崎」都市宣言の表明も行われた。()

新型コロナウイルス感染拡大の影響で昨年は中止。今年は規模を平年より縮小し、事前申し込みがあった約350人が出席した。

中根市長は年頭のあいさつで、自身が寅年生まれであることにちなみ、脱炭素やデジタル社会の推進、NHK大河ドラマ「どうする家康」による盛り上げといった10個の目標「10の寅年ビジョン」を掲げた。その上で、「さまざまな事業についてもこれまで以上に力強く推進し、果敢に挑んでいくことを約束する。市民1人1人に寄り添い夢や希望の実現、幸せづくりを全力で応援する」と述べた。

交礼会後は、中根市長と加藤議長が壇上で都市宣言文を読み上げた。その後、来場していた大村秀章愛知県知事や後藤安彦岡崎署長、岡崎額田防犯団体連絡協議会の田口竜也会長、市総代会連絡協議会の長坂秀志会長が壇上で市長、議長と共に握りこぶしで両腕を広げたポーズを取って「一丸となって地域を守る」という姿勢を示した。

同都市宣言は、不審者の子どもへの声掛けや女性への付きまとい、高齢者への特殊詐欺などの被害を未然に防ぎ、岡崎を犯罪のない安全安心なまちにするために市民1人1人の防犯意識高揚を図ることを目的に考えられた。市防犯交通安全課によると、子ども、女性、高齢者を一括して対象にした防犯に関する都市宣言は全国的にも珍しいという。

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