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東海愛知新聞

「学び」を表現

県立岡崎東高3年女子3人 文書デザインコンテスト入賞

県立岡崎東高校3年の女子生徒3人がこのほど、ワープロソフトを活用して文書作成の技術を競う「文書デザインコンテスト」で全国1、2位とベスト14にそれぞれ輝いた。7日には同校で表彰式が行われ、コンテストを主催する日本情報処理検定協会の片岡武司会長が3人に表彰状を手渡した。()

12回目となる今回は、全国の高校生や専門学校生、大学生などが「学び舎」をテーマに1480作品を応募。全国最高位の「最優秀デザイン賞・文部科学大臣賞」に内村遥さん、2位の「優秀デザイン賞」に安藤美音さんが輝いた。また、ベスト14の「審査員特別賞」には清川そらさんが入賞した。同校生徒の最優秀賞受賞は5年ぶり3度目。

3人は、同校の科目(インテリアデザイン)をはじめ、岡崎市内の製材会社や人形店が開く体験教室など、各自が考える“学び舎”を題材に選定。直接取材を行い、約2カ月かけて作品を仕上げた。

制作には専用のソフト(マイクロソフト・ワードなど)を使用。段階的な学びを表現するために階段の写真を背景にしたり、木の(ぬく)もりを伝えるために茶系色を使用したりといった工夫を凝らした。また、グラデーションや文字の配列などにも気を配り、見やすさや分かりやすさを追求した。

表彰状を受け取った内村さんは「このような賞をもらえるとは思っていなかったので驚き。今回の作品制作で得た経験を今後の学びにも生かしていきたい」と笑顔を見せていた。

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