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東海愛知新聞

輝く 金 銀 銅

岡崎商議所に“幻のメダル”展示

岡崎商工会議所1階展示コーナーに、岡崎市内在住の職人の手によって制作された金・銀・銅の「幻の岡崎メダル」が並んでいる。展示終了日は未定。

味噌人(みそろく)」の会長で三浦太鼓店(同市本宿町)の三浦和也社長(41)が企画した。同メダルは、「2021年岡崎城下家康公夏まつり」で、おけやたるを締めるのに使用する輪「たが」をフラフープに見立て、より長時間回転させた人が優勝する「タガフープ世界選手権in岡崎」などのイベント上位3人に授与される予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点からイベントが中止となったため“幻のメダル”となった。

三浦さんは「オリンピックイヤーにちなみ、メダルを作成して授与したら面白い」と考えたという。メダルは、重さ約460グラム、直径8.5センチ、厚さ0.8センチ、表面には徳川家の家紋「三つ葉葵」が、裏には「たが」と太鼓を乗せる台、「味噌六」の文字が記され、首に掛けることができる。

制作にはムラセ銅器、デザインは神尾印房、首掛け用の布はTENデザインBagsの3社の職人が伝統的な技術を発揮した。三浦さんは「来年、夏まつりが開催できた時には参加してほしい。コロナ禍でオンラインイベントが増えたが、人と会うイベントも盛り上がればと思う」と期待を寄せている。

味噌人会は、150年以上、八丁味噌の仕込みとして使われていたおけを使い、6尺6寸(直径約2メートル)の大太鼓「味噌六太鼓」を活用する会。

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