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東海愛知新聞

4年ぶりの衆院選

19日公示、31日投開票 日程“前倒し”に準備急ピッチ

2017(平成29)年10月以来4年ぶりとなる衆院選の日程が19日公示、31日投開票で固まり、各地で準備が急ピッチで進められている。当初の予想は「10月26日公示・11月7日投開票」または「11月2日公示・11月14日投開票」だったが、岸田文雄新首相の“奇策”によって前倒しになり、動きが慌ただしくなっている。()

愛知12区(岡崎・西尾市)では立候補を予定している現職2人の陣営が準備に追われている。

前回小選挙区で勝利した立憲民主党の重徳和彦氏(50)は選挙用の事務所を岡崎市康生地区に構えている。日程が予想より早まったことで選挙期間中に使用する備品などの調達を急ぐことになり、関係者らが対応に汗を流している。

前回は重徳氏に敗れて落選したものの、選挙から1年4カ月後に欠員補充で繰り上げ当選した自民党の青山周平氏(44)は、JR岡崎駅東口に選挙用の事務所を構えている。重徳氏の陣営と同じく、選挙期間中に使用する備品の調達を予定よりも前倒すことになり、関係者らが慌ただしい動きを見せている。

岡崎市選挙管理委員会では、4日から投票所となる88カ所の確保を急いだ。11月7日または14日で想定していた投票日が「予想外に早まった」。10月31日は先約が入っているなどの理由で一部の地区では投票所が通常の場所から変更になるという。

衆院の解散は14日に予定されている。過去3年間選挙が行われず、任期満了年の今年のどこかで選挙があるとされてきた今回の衆院選。任期満了日(10月21日)を超えての選挙、解散から5日後の公示、新首相就任から27日後の選挙、コロナ下といった異例ずくめの短期決戦となりそうだ。

なお、愛知12区では、現在の小選挙区比例代表並立制が導入された1996(平成8)年から小選挙区で常に候補者を擁立してきた共産党は、今回は見送る方針を示している。()

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