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東海愛知新聞

コース内でキャンプ

幸田サーキット イベントの“前夜祭”に

幸田町桐山のサーキット場「幸田サーキットyrp桐山」がこのほど、コース内の芝生などでキャンプができる新サービス「サーキットdeキャンプ」を始めた。常設サーキット場としては日本初となるサービスという。山本康司常務(38)は「サーキットへの来場経験に関係なく誰にでも楽しんでもらえるプラン」と意気込んでいる。()

一般営業終了後のサーキット場を活用したサービスで、場内のレーシングコース(利用時間午後5時〜翌日午前7時30分)の芝生とアスファルトのCパドック(同午後1時〜翌日正午)でキャンプが体験できる。普段は立ち入ることができない場所に歩いて入れるだけでなく、自家用車で設営場所まで乗り入れることができるため、オートキャンプも可能(コース上での乗り回しは不可)だ。また、シャワーやトイレ、流し台などもコントロールタワーに併設されており、初心者でも安心してキャンプを行うことができる。

楽しみ方もさまざま。西尾市境に近い山中にあることから市街地の光も届きにくく、満天の星空を見られるほか、コース上でランニングしたり、ウオーキングしたりすることもできる。さらに、ゴーカート体験が可能なため、親子連れでも十分楽しめる。

同所はレースやイベントの時、午前6時に開場。遠方からの来場者が開場に合わせて来場する時は夜中に出発しなければならない場合もあった。そこで、前日に泊まって英気を養い、万全の状態で翌日のイベントに参加できるよう、同サービスを開始した。

担当者の宮下博之さん(53)は「イベントの“前夜祭”のような形で、車好きな人が車談議に花を咲かせたり、家族連れで自然を体感したりできる場になれば」と期待を込める。

利用料(1区画。芝生は幅12〜15メートル×奥行き3〜10メートル、Cパドックは54平方メートル)は、土、日曜、祝日の前日は4000円、平日3000円。施設管理料と施設清掃料はそれぞれ500円(1人当たり)。

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