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東海愛知新聞

2学期への「準備」 新型コロナで分散登校

岡崎市内の公立小中学校で27日、児童生徒の分散登校が行われた。本来であれば2学期の始業式が行われる予定だったが、市内の新型コロナウイルス感染状況から、この日は登校する児童生徒の数を3分の1程度に制限。クラス全員と顔を合わせるのはまだ先になりそうだ。 ()

岡崎小学校では、全校児童807人のうち1〜6年生262人が出席。通学団で登校できるよう、居住地域で登校日を変え、31日までの3日間で全ての児童が順番に登校する。学校到着後は手洗い、手指消毒などをしてから教室へ。検温カードを提出し、自らの体調を確認したり、夏休みの課題を提出したりした。

6年生の教室では中根大登教諭(32)が愛知県に政府の緊急事態宣言が発令されたことを受けて分散登校となったことを説明。「きょうは2学期が始まる準備をする日。陸上競技に例えれば『位置に就いて、用意』の段階」などと伝えた。また、タブレット端末の使用方法もおさらいした。児童は1人1台の端末を手に、時折同級生と画面を確認し合いながら、オンライン授業の参加方法などを再確認した。梶山恭綺さんは「新型コロナの感染者が増えてもオンライン授業を積極的に進めていけば、学びは保障されると思う」と真剣な表情で話した。

小田昌男校長は「2学期は、さまざまな行事がある学期。感染予防に十分留意した上で、できる限り充実したものとしたい」としている。

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