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東海愛知新聞

岡崎で初の待機児童

0、1歳児が72人 受け入れ枠拡大へ

岡崎市はこのほど、今年4月1日時点での保育所等利用待機児童数(保育園の入園を申し込んだが入園できなかった児童数)が72人になったと発表した。同市は厚生労働省の調査が始まった1994(平成6)年以来、待機児童数はゼロだったため、初めての待機児童の計上となった。 ()

市保育課によると、在園児を含む入園申し込み児童数は7318人。このうち、入園が決まっている「利用決定児童数」は7163人で、申し込み児童数が131人上回った。さらに、131人のうち83人が企業主導型保育事業での保育園や保育所に入園するため、待機児童数は72人になる。

待機児童数の年齢別の内訳は0歳児1人、1歳児71人で、2歳児以上はいなかった。

同課は「保育の受け入れ可能年齢の拡大、働き方改革や女性の社会進出などによって就労を希望する女性が増加したことなどが影響しているとみている。申込数は増加傾向にあったが、今回は予想を上回る申し込みがあった」との見解を示している。

今後の対応として、来年4月の開園を目指して若松町に整備中の保育園や、既存の保育園の使われていない保育室を活用して0〜2歳児の入所枠拡大を図る。さらに、「0、1歳児の保育は今後も全市域で高い需要が見込まれる」として、保育園自体の受け入れ可能人数を増やすための園舎建て替えや大規模改修といった既存施設の再整備も進める。

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