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東海愛知新聞

コロナで歳出過去最大

岡崎市 2020年度決算の概要

岡崎市は19日、2020年度決算を発表した。一般会計の歳入は前年度比29.6%増の1781億4893万円、歳出が過去最大となる1709億6907万円(同30.3%増)。繰り越し事業に充てる財源(18億5146万円)を除いた純余剰金は25.7%増で53億2839万円の黒字となった。(

市の貯金に当たる財政調整基金は、20年度末で120億5671万円。純余剰金のうちの35億円を積み立てる。

歳入では、全体の40%を占める市税が0.7%減の708億2886万円。個人市民税は市民の給与額や納税者数の増加などで0.8%増。決算年度の前年度(19年度)の実績から算出されるため、新型コロナウイルス感染拡大の影響は該当しない。法人市民税は19年10月の消費増税による法人税割の税率引き下げや、製造業の収益減少などで25.2%減と大幅に減少した。

歳出の性質別では補助費等が国の特別定額給付金(一律10万円)やプレミアム付き商品券などの実施により365.1%増となった。

特別会計は(12会計)は歳入が635億4708万円、歳出が626億3773万円で、繰り越し事業に充てる財源を除いた純剰余金は8億976万円だった。

企業会計は、病院会計が8億4833万円の純損失。16年度から5年連続の赤字だが損益額は19年度から約6億円分減っている。またコロナ禍で患者が受診を控えた影響で入院収益が減少したという。

水道事業会計は2億4284万円、下水道事業会計が6億5092円の純利益となった。

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