岡崎市を拠点に活動するユーチューバーの「東海オンエア」と同市出身の俳優の佐野勇斗さん(23)への「岡崎観光伝道師」の任命式が5、6の両日、岡崎市役所で行われた。それぞれ中根康浩市長から任命書が手渡された。任期は共に来年3月31日まで。(横田沙貴)

東海オンエアは2016(平成28)年8月4日に就任してから今年で6年目。てつやさん、としみつさん、庁舎内から“リモート”で登場したゆめまるさんの3人が中根市長を訪ねた。てつやさんは「私たちは地元愛が強いので、全国に岡崎のことを知ってもらえてうれしい。これからも岡崎の力を全国に知らしめて『岡崎はすごいまち』だと証明していきたい」と力強く述べた。

佐野さんは19年6月25日に任命されており、今年で3年目。中根市長に4月25日放送開始のTBS系テレビドラマ「ドラゴン桜」に出演することを報告した。また、「東京では東海オンエアがきっかけで岡崎に興味を持ってもらえるようになってきた。オカザえもんも知名度がある」と説明し、「今後も岡崎市の発展に貢献できるよう頑張りたい」と意気込みを語った。

岡崎観光伝道師は市と連携しながらそれぞれの得意分野で岡崎の魅力をPRする。2組のほか、同市出身の音楽グループ「H△G(ハグ)」、昨年“研修生”になったオカザえもんの計4組が任命されている。