「食の街道」に認定
岡崎 鮎めしとカレーパン
岡崎市内でアユ料理とカレーパンを提供する2つの街道がこのほど、愛知県の「いいともあいち食の街道」に認定された。今後は情報発信をはじめとする県の支援を受けながら誘客促進などを図る。(竹内雅紀)
今回認定されたのは「おかざき鮎めし街道」と「おかざきカレーパン街道」。共に昨年、本格的に始動した企画だ。
鮎めし街道は、男川の新鮮なアユとブランド米「ミネアサヒ」を使用し、炊き込み飯やアユのフライなどのこだわりの「鮎めし」を提供する額田地域の4店舗をつなげている。カレーパン街道は、カレーのあん、またはパン生地に岡崎の食材(地鶏「岡崎おうはん」の肉や卵、ムラサキ麦、八丁味噌、野菜など)の使用を要件とし、個性豊かなカレーパンを26店舗(キッチンカー含む)で展開している。
28日には県公館(名古屋市中区)で認定証贈呈式があり、鮎めし街道を代表して岡崎市ぬかたブランド協議会の眞木宏哉会長、カレーパン街道を代表して岡崎市観光協会の浅井信太郎会長がそれぞれ大村秀章知事から認定証を受け取った。また、岡崎市ぬかた商工会の浅岡謙治会長が鮎めし、岡崎グルメを盛り上げる会の神谷知秀代表がカレーパンの活動を説明し、大村知事が試食した。
県の街道認定は2016(平成28)年度からで、市内では18年度に「おかざきかき氷街道」が認定されている。