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東海愛知新聞

心に誓う合格

岩津天満宮で祈願大祭

学問の守り神として知られる岡崎市岩津町の岩津天満宮で9日、「合格祈願大祭」が始まった。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止対策を講じた上で、31日までの各週末に高校・大学などの入試や国家試験に臨む受験生を応援する。

境内では、手水舎(てみずや)は常時流水させ、手指消毒液や飛沫防止用シートなどを設置。祈祷は、社殿の入場人数を本人と付き添い1人の計2人に制限し、検温も行う。神職もマスクを着用する。境内に2体ある「願掛け()で牛」は「心の中でなでてください」。初詣の分散参拝などの影響か、参拝客の姿はまばら。参拝客にはマスク着用や手指消毒、体調不良時の参拝を控えるよう呼び掛けている。

絵馬の奉納場所には、「勉強に集中してもらおう」と受験生に代わって両親や祖父母、学習塾の講師らが奉納した絵馬が目立った。中には合格祈願と共に「コロナウイルスが1日も早く終息しますように」との願いも。受験生の1人は「学校に通えない時期もあったが、合格を目指して頑張りたい」と話した。

祈祷やお守りの送付も受け付けている。問い合わせは、同天満宮(45—2525)へ。()

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