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東海愛知新聞

独自の発想に感服

県立岩津高で八丁味噌料理対決

県立岩津高校で4日、岡崎市の特産品である八丁味噌を使った創作料理・スイーツの完成度を競う「八丁味噌料理対決」が開かれた。15年ほど前から毎年開かれている。

今年は調理国際科の1年生40人が、夏休みから個人でメニューを考案。考えたメニューの方向性に共通点のある生徒同士が2人1組になり、試作を繰り返して完成させた。

この日は、生徒がサツマイモといった旬の食材や八丁味噌と相性の良いチョコレートを使ったり、形式にこだわらずに和食、洋食、中華の要素を組み合わせたりしたメニューを調理した。

審査員は老舗八丁味噌蔵元の八丁味噌(カクキュー)まるや八丁味噌岡崎市観光協会の関係者、同校の教員ら。審査員の前に20種類のメニューが並べられ、各メニューを調理した生徒から説明を聞いた審査員は1品ずつ味見しながら、味や盛り付け、アイデアにうなった。

最優秀賞は、大水彩華さんと後藤悠里さんが調理したスイーツ「チョコフロランタン」。ナッツ類を乗せたクッキー生地をキャラメルソースでコーティングして焼き上げるフランス発祥の洋菓子「フロランタン」をアレンジし、八丁味噌のパウダーを混ぜて口の中にほのかに広がる風味を表現した。2人は「4回試作してきょうが1番良い出来。人を笑顔にできる料理人を目指したい」と話していた。()

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