東海愛知新聞バックナンバー

 12月11日【木】

広報展示室オープン

最新の成果をパネル展示
生理学研究所

岡崎市明大寺町の自然科学研究機構生理学研究所(岡田泰伸所長)で10日、研究所で行う最新の研究や広報活動などを一般にも広く知ってもらう「広報展示室」がオープンした。同室は研究所の1階にあり、広さは約30平方メートル。最新の研究成果のパネル展示、研究所発信のニュースの紹介に加えて、GFP(緑色蛍光タンパク質)で光っている生きたマウスの神経細胞のディスプレー、人体模型がカプセルに入った土産コーナーなどがある。

同室は所長室を改造した。研究所の見学者が今年4月から今月9日までに計300人を超え、11月1日の一般公開には2,000人以上が訪れるなど、市民の関心の高さに後押しされた形となった。部屋の整備費は約200万円。所長室は事務センターに移る。

岡田所長は「これからは実験を見てもらうなど体験型の展示も考えていく。たくさんの方に利用してほしい」と語った。

見学は無料だが、希望日の2日前までに申し込みが必要。見学時間は平日の午前10時から午後4時まで。問い合わせは同所広報展開推進室(51―7723)へ。


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