東海愛知新聞バックナンバー

 12月6日【土】

地域住民が要望書提出

ラウンドワン岡崎店
市長に仲裁求める

「ラウンドワン岡崎店進出関係住民の会」の新海聡代表は5日、岡崎市柱一丁目の工場跡地に出店が計画されているレジャー施設ラウンドワン岡崎店の建設について、ラウンドワン側との仲裁を求める柴田紘一市長宛ての申し入れ書と、同社宛ての要望書を市に提出した。

新海代表によると、出店予定地はJR岡崎駅南西の約5,250平方メートル。5階建ての同店はボウリング場、カラオケ、ゲームセンターを午前6時まで営業する形態で、アルコール類も提供するという。

同社の住民説明会は計6回開かれたが、近くに岡崎小学校南中学校があるため、同会は営業形態による治安悪化や子どもたちへの影響、交通対策を危惧(きぐ)している。

同会では、説明会後も建設に不安を感じる住民が多かったため署名を募り、4,877人が署名した。署名簿は申し入れ書や要望書とともに手渡された。

申し入れ書では市に同社との仲裁を、要望書では営業形態や交通対策などの見直しを、市を通じて同社に求める。同社が仲裁に応じない場合、同会は「調停も辞さない構え」という。


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