東海愛知新聞バックナンバー

 10月15日【水】
岡崎市の来年度予算
約33億円の歳入減か
厳しい編成 景気減速などが影響
大型事業、災害対策を推進

岡崎市の平成21年度の当初予算編成は、歳入全体で約33億円の減収が見込まれ、厳しさを余儀なくされそう。今年に入ってからの国内の景気減速の影響を受けた法人市民税などの減収に加え、財政調整基金の大幅な取り崩しも困難になることが要因だ。

歳入では、市税の適切な賦課と国・県からの補助金や交付金などの確保を図り、受益者負担の適正化や未収金徴収を強化する。

歳出では、施設の維持管理費や社会保障関連などの経常経費が増加する中で、新一般廃棄物中間処理施設や名鉄東岡崎駅周辺地区の整備事業といった大型事業を推進するとしている。

また、集中豪雨の災害復旧や今後の災害対策事業は「最重点課題」として引き続き取り組む。

来年4月にスタートさせる第6次総合計画第1期実施計画の推進については、行政評価や施策の優先順位を明確にし、限られた財源の有効活用を必須条件に挙げている。


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