東海愛知新聞バックナンバー
 8月23日【土】
光のビスタライン
来年1月実現へ
まちづくりモデル事業
岡崎市

大樹寺の3門から総門を通して岡崎城が望める「ビスタライン」(直線距離約3キロ)を光線で見えるようにする岡崎市の「景観意識向上実験」計画が、県が募集した「未来型まちづくり推進モデル事業」の1つに選ばれた。市は来年1月ごろに“光のビスタライン”を実現するため、県と計画を進める。

市都市計画課によると、ビスタラインという呼称は知っていても、市内のどこがビスタラインかを知らない市民が多いという。

実験は市の景観計画策定の中で、歴史的眺望であるビスタラインの保全を目的に考案された。光線は夜間に照射するが、現段階では照射日時などの詳細は未定。

未来型まちづくり推進モデル事業は各自治体、商店街などが独自に進めるまちづくりを応援する新規事業。岡崎市のほかに選ばれた安城、瀬戸、半田の3市は、地元企業や地元商店街振興組合などと協力して、それぞれ独自の実験に取り組む。





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