東海愛知新聞バックナンバー
 8月8日【金】
本音で語ろう
大人も参加を
23、24日に岡崎・籠田公園で

高校生が本音で語り合う討論会をメーンに、生徒が寸劇やバンド演奏を披露する「WE CAN STAND UP」が23,24の両日、午後4時から岡崎市中心街の籠田公園で開かれる。生徒たちが実行委員会を組織して企画、運営するイベントだ。

青少年の凶悪な事件が目立つ中、不登校や退学していく仲間たちの問題なども含めて話し合い、パフォーマンスで交流しようというのが目的で、昨年に続き2回目。 今年は県立岡崎北岡崎東岡崎商業岡崎工業岩津幸田と私立の光ヶ丘女子岡崎城西人間環境大学岡崎学園が参加することになっている。

23日はバンド演奏、ダンス、お笑いの寸劇。24日は、バンド演奏のあと「夢」をテーマに討論会、さらにビンゴ大会がある。また両日とも生徒たちがかき氷、焼きそば、みたらしだんごなどの露店を並べ、にぎやかなフリーマーケットもある。

実行委員長の光ヶ丘女子高校2年生・山崎香奈さんは「昨年も参加しましたが、やはり討論会が印象に残りました」と前置きして、「大人とうまくコミュニケーションができなかったり、いじめなど他人に話せなかったりする悩みがあると思います。討論会を盛り上げ、充実した学園生活が送れるようにしたい」と話した。 そして、「大勢のみなさんに高校生が何を考え、何を悩んでいるか知ってほしい」と大人にも参加を呼びかけている。





HOME