東海愛知新聞バックナンバー
 7月30日【水】
大関琴光喜関
ふる里で笑顔

一日警察署長
イオンモール岡崎

岡崎市出身の大関琴光喜関が29日午前、岡崎署の一日警察署長に委嘱され、ショッピングセンターで犯罪の抑止と少年の非行防止を呼びかけた。午後からは岡崎市役所を訪れ、大相撲名古屋場所の報告をした。

琴光喜関はこの日、琴光喜岡崎後援会の岡田庸男会長、磯部正明常任理事や岡崎額田防犯団体連絡協議会の田口竜也会長、岡崎少年補導委員会の小林邦夫会長らとともに岡崎署を訪れた。

岡田仁署長から委嘱を受けた後、同市戸崎町のイオンモール岡崎で開かれた安全・安心なまちづくりキャンペーンに参加した。

キャンペーン会場のステージで、琴光喜関が地元岡崎について「離れてずいぶんたちますが、やっぱり帰ってくると落ち着くので岡崎が最高です」と話すと、集まった約200人から歓声と大きな拍手が送られた。

母校の生徒と一緒に

ステージから降りて、買い物客一人ひとりに「1件でも犯罪が減るように、また暑いですが飲酒運転などしないように、お願いします」などと声をかけながら、母校の新香山中学校の生徒らと防犯グッズを配った。

ご当地場所報告
岡崎市役所

岡崎市役所では石川優、加藤邦彦両副市長らに“ご当地場所”について「11勝できたことは良かったが、目標だった優勝を逃したのは悔しかった」と振り返り、来場所は「大関として優勝したい」と意気込んだ。

また、場所中に股(こ)関節を痛め、痛み止めの薬でしのいでいたことを打ち明けた。期待のかかる横綱昇進については「目指す気持ちは忘れないでおきたい」と笑顔を見せた。

今後の課題は「強い気持ちを持つこと。今場所も強い気持ちがあったから11勝できた。あきらめずにいきたい」と語った。





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