東海愛知新聞バックナンバー
 3月15日【土】
岡崎市美博70万人達成
“雨宿り”の幸運
夫婦一緒に美術館巡り
各務原市・白井和江さん

岡崎市美術博物館の展覧会入場者が14日、平成8年7月の開館から11年8カ月で70万人を達成した。70万人目は岐阜県各務原市から夫妻で訪れた白井和江さん(60)。白井さんには芳賀徹館長から花束と、絵皿セットや特別企画展ペア招待券などの記念品が贈られた。
 芳賀館長は「遠路はるばるよくおいでくださいました。これからも面白い企画を続けたいと思いますので、足を運んでいただけるようお待ちしています」と歓迎した。
 白井さんは「夫婦でよく美術館巡りに出かけます。きょうは雨宿りも兼ねて初めて来ましたが、70万人目になったのはびっくり。現代作家の作品を楽しんでいきます」と笑顔を浮かべた。
 また白井さんの前後に入場した同市明大寺町の鈴木聰一さん(75)と、京都市左京区の京都造形芸術大3年生、鈴木瑞穂さん(23)にも記念品が贈呈された。
 同館は「マインドスケープ(心の風景)・ミュージアム」と名付けられて市民に親しまれ、年に7、8回の企画展と収蔵品展を開催している。展覧会の入場者は開館5周年で30万人、8周年の平成16年4月30日に50万人を達成した。現在は収蔵品展「現代のコンフィギュレーション」を開催中。





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