東海愛知新聞バックナンバー
 2月29日【金】
観光客増へ大規模整備
岡崎市が新年度から
石原の「くらがり渓谷」

岡崎市は新年度から、石原町の国有地にあるレクリエーション施設「くらがり渓谷」の大規模な整備事業に乗り出す。3年間の事業で、総事業費は約2億5千万円になる見通し。初年度の予算約8,600万円を市議会3月定例会に上程する。
 県からの補助金1,700万円も受けて、バーベキュー場、シャワー施設、避難所など利用頻度の高い施設から整備に着手する。初年度は屋根付きのバーベキュー場、屋根付き炊事場、避難所・シャワー施設を建て替えるほか、施設の周辺も整備する。
 21、22年度はバンガローや入り口の案内所、マス釣りができる「くらがり山荘」を建て替え、周辺を整備する予定。昨年の年間利用者は12万6,100人だったが、三年間の整備完了後は15万人から16万人の利用を見込んでいる。
 渓谷内の各施設は25年から40年が経過して老朽化が目立ち、利用者から「トイレを汲み取り式から水洗式にしてほしい」「施設が狭い」などと整備を求める声が挙がっているという。





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