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東海愛知新聞

情報提供求める

会社役員強殺事件から7年

2013年(平成25)年8月13日に岡崎市新堀町の会社役員大岡幸正さん=当時(61)=が何者かに殺害され、現金を奪われた強盗殺人事件(未解決)から7年が経過した。「事件を風化させない」と、岡崎署と県警捜査一課は28日、JR岡崎、西岡崎、名鉄東岡崎、矢作橋、宇頭の5駅で情報提供を呼び掛けた。()

計20人の警察官が各駅で通勤・通学時間帯の午前7時30分から約1時間広報活動を実施。新型コロナウイルス感染拡大防止対策として署員は、飛沫が拡散しないように大きな声を出さずに、収録した音声などを使って呼び掛けた。ソーシャルディスタンス(社会的距離)を心掛けて、通勤客らに犯人が当時履いていたとされるサンダルの写真や事件現場付近の地図を載せた除菌ジェル約2000個を配り、情報提供を求めた。

同署によると、7年間で寄せられた情報は105件。このうち、今年に入ってからはわずか1件。三好正則署長は「事件解決のため捜査をしているが、皆様からの情報提供が必要。どんなささいなことでも知らせてほしい」と話している。現在は、同署と捜査一課の15人体制で捜査している。事件に関する情報提供は、同署特別捜査本部(0120—110272)へ。

事件は、13年8月13日、自宅の2階寝室で胸を刺されて死亡している大岡さんを長女が発見した。11日夜から12日明け方にかけて何者かが窃盗目的で侵入し、居合わせた大岡さんを殺害。犯人は家の中にあった現金約6万5000円を奪って逃走した。

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