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東海愛知新聞

温もり感じ成長を

東公園 木製遊具が利用開始に

岡崎市東公園多目的広場で26日、設置工事が進められていた北欧製の木製遊具12種13基が利用できるようになった。初日のこの日は、欠町の第一早蕨(さわらび)幼稚園年長児約80人や地域住民らが出席した完成式典が開かれ、内田康宏市長や園児らによるテープカットがあった。()

木製遊具は恐竜モニュメントの南、多目的広場の一角にあり、船の形をした幼児向け遊具、複数人で乗るブランコ、滑り台とロープブリッジ、垂直によじ上るための足場付きの壁が組み合わさった大型の複合遊具、ドーナツ形の回転遊具などが並ぶ。おおむね1〜3歳、3〜6歳、6〜12歳の対象年齢別にまとめて配置。いずれもデンマーク・ボーネルンド社製で、身体能力だけでなく思考力を高めるための構造や仕組みになっている。

式典後は園児や来場した児童らが遊具で遊んだ。エリアの中心部にある大型の複合遊具が人気を集めた。この遊具は階段や垂直登りする壁などから遊具の中に入ったり、ロープでできた橋を渡ったりした後、2つある滑り台の片方から遊具の外に出るようになっている。複合遊具で遊んだ男子園児は「早く滑ることができて楽しかった。また遊びに来たい」と笑顔だった。

木製遊具は、2度にわたり恐竜モニュメントを寄贈した市民が「子どもたちが木の温もりを感じながら健やかに成長してほしい」と、遊具代と設置費用込みで市に寄贈。約5,000万円相当という。

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