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東海愛知新聞

市民らの憩いの場に

籠田公園 26日の開所前に内覧会

昨年8月から改修工事が行われている岡崎市籠田町の籠田公園が26日、リニューアルオープンする。20日には報道機関向けの内覧会が行われ、間もなく完成する公園の新たな姿が公開された。()

公園の面積は6800平方メートル。改修では、ステージやトイレといった建造物や植物などの位置が見直されたり、造り直されたりした。

園内北側にあったステージは東側に移動。ステージ自体は柱と天井だけで構成され、開放的な構造になった。園の中心部は芝生が植え付けられ、改修前にステージがあった場所には築山が造られた。

西側には、町家を意識した外観で高輝度の照明が取り付けられた四阿(あずまや)とパーゴラ(日陰棚)、改修前からあった複合遊具、噴水などを設置。オープン後は持ち運びできる椅子93脚とテーブル14基を備えるという。また、園内に2カ所あったトイレも東側の1カ所に集約し、市内産の木材などを使って造り直された。

公園周辺が岡崎城の城下町だった名残を紹介しようと、旧東海道の岡崎城下二十七曲りがあったとされる場所に園路が配置されたり、土塁があったとされる場所に土を盛って低木が植えられたりしている。

公園整備は乙川リバーフロント地区公民連携基本計画「QURUWA戦略」の一環で市が実施。名鉄東岡崎駅方面から来年完成予定の桜城(さくらのしろ)橋などを通って訪れた観光客や地域住民らの憩いの場になることが期待されている。総事業費は5億4,000万円の見通し。

また、岡崎ライオンズクラブ(白濱久会長)が20日、チャーターナイト60周年記念事業として、同公園にシダレザクラ1本、オオシマザクラ5本、防犯カメラ4基、屋外時計1台(計250万円相当)を寄贈した。園内では寄贈式と防犯カメラの除幕も行われた。

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