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東海愛知新聞

若松町に新保育園

23年開園へ 0〜5歳児 200人程度

岡崎市若松町内に保育園が新設される。市が市有地として購入する事業用地を民間事業者に無償で貸し出し、事業者が施設の整備と運営を行う。2023年4月の開園を目標に計画を進めている。6月3日開会の市議会6月定例会に事業用地約2800平方メートルの購入費用3億6,797万円を盛り込んだ一般会計補正予算案を上程する。()

市保育課によると、計画されている保育園は、0〜5歳児を対象にし、定員200人程度。事業用地の約500メートル北には岡崎小学校がある。7、8月に事業者を募集し、9月下旬に選定する。事業者は10月以降に市と土地使用貸借契約を結び、園舎の整備に入る。事業者による建設工事が早まった場合を想定して、土地の引き渡しを早めるために、購入費用を6月定例会で計上する。原案通り可決されれば、9月にも着工できる状態になるという。

計画場所を含む岡崎地域(市役所岡崎支所管内)では来年4月開院予定の藤田医科大学岡崎医療センター、商業施設、宅地などの開発が進み、人口の増加と保育の需要増大が予想されている。保育園では20年から定員超過がみられ、ピークとなる25年には260人が入園できない状態に。地域内には民間を含む保育園5園があり、民間保育園の定数増、昨年開園した南部乳児保育園の整備といった対応を取っているが約200人の待機児童を試算している。

市では16(平成28)年度から新保育園の設置を検討。18年度に事業用地を確定し、土地開発公社を通じて用地の売買契約を締結した。

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