東海愛知新聞バックナンバー

 12月7日【水】

5人が全国へ

県立岡崎商業高校 弓道の団体、個人で

県立岡崎商業高校弓道部が、名古屋市南区の日本ガイシスポーツプラザ弓道場で23〜25日に開かれる「第35回全国高等学校弓道選抜大会」(全日本弓道連盟、全国高等学校体育連盟主催)の男子団体、男女個人の各部門に出場する。男子団体は2年ぶり、男子個人は2年連続、女子個人は初めて。(横田沙貴)

出場するのは、男子団体が2年の吉口琉斗君と柴田隼季君、1年の鈴木惇之介君と渡邉龍太郎君、男子個人は吉口君、女子個人が2年越智渚さん。男子団体は県予選を1位、吉口さんは2位、越智さんは3位で通過した。

同大会は、男女ともに団体51チーム、個人98人が出場。団体は1チーム選手3人と補欠1人で構成。予選で1チーム12射(1人4射)し、的中数の上位16チームが決勝トーナメントに進む。個人は、予選と準決勝でそれぞれ1人4射中3的中で決勝へ。決勝では1本ずつ矢を放ち、的に当たらなくなるまで続けて矢を射る「射詰」を行い、的中数が同じときは矢を1本放ち、的の中心部にどれだけ近いかで優劣を決める「遠近競射」で順位を決める。

吉口君とともにチームをまとめる柴田君は「チームの流れを意識して、全員が気持ちよく矢を放てるようにしたい。優勝を目指して行けるところまで頑張りたい」、2度目の全国出場となる吉口君は、「昨年はベスト16止まりだったので、それ以上の成績を残したい」、越智さんは「初出場なので、全国大会の雰囲気を体験し、次につなげられるような試合を行いたい」と話した。