東海愛知新聞バックナンバー

 12月2日【金】

聖夜に歓喜の歌

24日・岡崎市民会館 改修後初の第九演奏会

岡崎「第九」をうたう会(米津眞会長)と岡崎文化協会は24日、市民文化会館あおいホール(大ホール)で、市制施行100周年記念の「第34回岡崎第九演奏会」を開く。大規模な改修を経て生まれ変わった大ホールに、出演を予定している幅広い年齢層の会員約150人によるベートーベンの交響曲「第九」が響き渡る。(今井亮)

管弦楽の名古屋フィルハーモニー交響楽団を指揮するのは同志社女子大学教授の関谷弘志さん。各独唱パートは、ソプラノ=基村昌代さん(名古屋2期会員)▽アルト=三津山和代さん(同)▽テノール=高橋淳さん(同)▽バリトン=井原秀人さん(同志社女子大学教授)。合唱指揮は名古屋オペラ協会員で同朋高校音楽科教諭の鏑木勇樹さんが務める。

会員は、6月に合唱の練習を開始。毎週金曜の定例練習のほか、本番が迫った11月上旬には合宿を行い、一体感を高めてきた。最後の仕上げとして、18日は合唱を披露する大ホールで指揮者の関谷さんによる特別練習がある。

入場料はA席4,000円、B席3,500円、自由席3,000円、30席限定の小中高生自由席1,000円。当日券はいずれも200円増額。

チケットは岡崎文化協会、市民会館、ツルタ楽器岡崎店、富士プレイガイド、チケットぴあ、ぴあ取り扱いのあるコンビニで販売中。予約制で有料の託児サービス(対象は1〜6歳、定員20人程度)もある。問い合わせは岡崎文化協会(23―6432)へ。