東海愛知新聞バックナンバー

 5月13日【金】

観光地化目指す

岡崎 額田地区推進協議会が発足

岡崎市ぬかた商工会館で11日、「額田地区観光地化推進協議会」の発足会が行われた。額田地区は新東名高速道路愛知県区間開通によって観光客の増加が見込まれている。同協議会は、官民連携で観光客の受け入れ体制を整えるとともに、市内外への額田の魅力発信、来訪者の満足度と観光消費額の向上、地域活性化などを図る。(横田沙貴)

額田地区の商店や団体などの代表者ら20人が所属。同市ぬかた商工会に事務局を置き、岡崎活性化本部をアドバイザーに据える。当面は市が観光事業などを委託する業者に額田地区の現状や特色といった情報を提供する「連絡調整部会」を中心に、今後の活動方針などを検討する。

発足会には、会員や関係者ら計25人が出席。規約を承認し、会長には山内驤齊sぬかた商工会長を選んだ。

山内会長は額田の観光資源の有用性を強調し「額田の素晴らしい場所や特産品などを市内外へ発信していくことが私たち協議会の使命だ」とあいさつした。

また、議事の後には会員らの意見交換も行われ、「額田の名前は漢字と平仮名が混在しているが、表記の統一は考えているのか」「くらがり渓谷などの観光地の場所を分かりやすくする必要があるのではないか」などの意見が出た。

ほかの役員は次の皆さん。

  • 副会長=梅村順一(梅金)
  • 監事=山本叔範(一升)、本多敏子(かしやま)
  • 連絡調整部会長=赤松弘一(アカマツコートテック)