東海愛知新聞バックナンバー

 3月30日【水】

豊田市トリプル入賞

県広報コンクール
西尾市も特選

平成27年度愛知県広報コンクールで、豊田市が3部門、西尾市が1部門でそれぞれ入賞した。入賞作品は全国広報コンクールへ推薦される。

豊田市は、広報写真(組み写真)で2年連続の特選と、ウェブサイトで初の特選、広報企画で10年ぶりの入選。広報写真は、昨年7月15日号の「ラグビー祭」の特集。写真17枚にわたって生き生きと楽しむ子どもの姿や、トヨタ車体ヴェルブリッツの選手らを紹介している。ウェブサイトは、昨年7月にリニューアルしたばかり。項目ごとに情報を分類するとともに、同市の主要産業の自動車や市の花・ヒマワリなどがあしらわれている。

広報企画部門には、定住促進プロモーション「ファースト暮らすとよた―わたしの特等席がここにある」を応募。子育て世帯を対象に、B5判フルカラー印刷の小冊子やウェブサイトを通じて、同市の子育て支援施策や住宅購入補助などの制度を紹介し、同市の魅力を発信している。

写真を撮影した市政発信課広報担当長の浦野貴之さんは「ラグビー特集での受賞はうれしい」、ウェブサイトと広報企画を担当した同課主任主査の太田栄一朗さんは「認知度向上につながればありがたい」と話している。

西尾市は、「広報にしお」7月1日号が写真部門で特選。昨年5月に同市上町の水田で行われた同市鶴城小学校の「泥リンピック」。泥しぶきをあげながら水田を駆け回っている一瞬を切り取った。

撮影した同市秘書課の山ア豊主事は「広報をより多くの市民に読んでもらえるような、いい表情の写真を撮りたい」と意気込んだ。(横田沙貴)