東海愛知新聞バックナンバー

 3月9日【水】

桜の開花 25日前後

来月1日から 岡崎公園などでまつり

岡崎市の春を彩る「岡崎の桜まつり」(市、市観光協会主催)が4月1日から15日まで、岡崎公園と周辺一帯で開かれる。満開の桜が見どころとなる同公園や中心部を流れる乙川、伊賀川沿いにある桜は、平成20年8月末豪雨に伴う河川改修と乙川リバーフロント地区整備計画の工事の影響で1000本から800本に減ったが、天候と気温の推移が順調なら開花は3月25日前後になる見込み。(今井亮)

同公園、乙川、伊賀川では開花時期に合わせて、25日〜4月15日の午後6時から10時まで、桜の夜間照明(ライトアップ)を行う予定。開花状況により、期間を変更する可能性がある。

4月10日は、まつりのメーンイベント「家康行列」が中心市街地を練り歩く。市制施行100周年を迎える今年は、行列の主役である徳川家康役を俳優の里見浩太朗さんが演じる。また、先導する交通安全パレードでは、女優の菊川怜さんが1日警察署長として華を添える。

まつり期間中はこのほか、写真撮影会や太鼓フェスティバル、市民煎茶会など観光協会協賛の30行事があり、公園内や乙川右岸河川敷には露店約150店が軒を連ねる(出店期間は3月25日〜4月10日)。

■舟遊びは26日から

まつりに先立ち、同川では観光屋形船で河川を遊覧する「岡崎城下舟遊び」が26日に始まり、4月10日まで運航する。

駐車場は明神橋公園運動場、明神橋下庭球場の計550台分を無料開放。乙川左岸河川敷が工事中のため、例年ある臨時駐車場は設けない。