東海愛知新聞バックナンバー

 1月13日【水】

大人の仲間入り

岡崎 成人式で決意新たに

岡崎市の成人式が10日、岡崎中央総合公園武道館で行われ、あでやかな振り袖や羽織袴、スーツに身を包んだ新成人が、「大人」として決意を新たにした。市内の新成人は平成7年4月2日〜8年4月1日生まれの3892人で、昨年比35人減。(今井亮)

式には約3300人が出席。内田康宏市長は「政治、経済、社会に携わっていく新成人の皆さんが、大人として責任を持って行動できることを期待している」と祝いの言葉を述べ、「ふるさとの次世代を担う皆さんの若い活力で人生を切り開くとともに積極的に社会に関わってもらいたい」と激励した。

この後の誓いの言葉では、新成人の男女10人が壇上に上がり、「市制施行100周年の節目に成人式を迎えられ、身の引き締まる思いで歴史と伝統を受け継ぎたい。これまで支えてくれた家族、地域、仲間への感謝を忘れず、自分自身を成長させながら勇気と夢を胸に社会の一員として貢献したい」と宣誓した。

乙川で寒中水泳

岡崎市中心部を流れる乙川で11日、岡崎水泳協会主催の寒中水泳大会が開かれた。

毎年成人の日に合わせて行われ、41回目。新成人3人を含む9〜63歳の男女56人が参加した。

この日の気温は10度、水温は7度と例年に比べて暖かい寒中水泳となった。新成人らは、20〜30メートルほどを泳ぎ切り、湯気立つ屋外風呂で冷えた体を温めた。

同市真伝町の加古敏矢さん(20)は「気持ち良かった。仕事と水泳を両立し、4年後の東京パラリンピックを目指したい」と話した。

会場では、岡崎ライオンズクラブ岡崎さくらライオンズクラブの献血も行われた。