東海愛知新聞バックナンバー

 4月4日【土】

県議選スタート

岡崎・額田は7人が立候補

統一地方選挙の前半戦となる愛知県議会議員選挙が3日、告示された。各選挙区では、立候補を届け出た各陣営が次々と出陣式を行い、気勢を上げて9日間の選挙戦に突入した。投開票日は12日。(県議選取材班)

今回から合区となった岡崎市・額田郡選挙区(定数5)には、民主党現職の西久保長史氏(60)、自民党新人の新海正春氏(63)、同現職の中根義高氏(42)、無所属新人の楢原伸一氏(59)、維新の党現職の鈴木雅登氏(44)、自民党新人の梅村順一氏(56)、維新の党元職の園山康男氏(50)の予想された7人が立候補した。

民主党唯一の議席維持を狙う西久保氏、自民党3議席獲得を狙って保守地盤の底力を見せたい新海、中根、梅村の3氏、昨年12月の衆院選の勢いに乗って維新の党で2議席獲得を目指す鈴木、園山両氏、名古屋市在住ながらも同区から立候補した楢原氏が激戦を各地で繰り広げる。

4年前の前回に比べてベテラン議員が引退や首長への転身を果たしており、県議選当選回数に限って見れば1回が4人、ゼロが3人の顔ぶれ。立候補者のほとんどが岡崎市を地盤としており、今回新たに選挙区に加わった額田郡(幸田町)の票の行方も注目され、勝敗の鍵を握る可能性もある。