東海愛知新聞バックナンバー

 3月12日【木】
マスターズ短水路水泳

岡崎竜城スイミングC 東海大会で総合初V

大人も活躍したよ

岡崎竜城スイミングクラブ(岡崎市日名南町)がこのほど、三重県鈴鹿市で行われた「第33回JSCA東海マスターズ短水路スイミングフェスティバル」で初の総合優勝を果たした。小学生から高校生までのクラスでは昨年春の東海大会で優勝。「大人も負けていられない」と意気込んで臨み、見事に参加68チームの頂点の座をつかんだ。(竹内雅紀)

■昨春はジュニアが優勝

マスターズ大会は高校生を除く18歳以上が年齢別で競う大会。80代や90代で出場する人もいるという。

同クラブからは20〜73歳の男女約50人が出場。これまでは15人ほどのエントリーだったが、昨年秋から出場選手を熱心に募り、過去最多の人数を送り込むことができた。

出場選手が多かったこともあり、応援や声援の盛り上がりが好成績につながった。2位チームにポイントで大差をつけての初優勝に喜びもひとしお。クラブの理念でもある「子どもから大人まで」を体現した形になった。

大会では18〜24歳男子平泳ぎ25メートルの部で、沖田浩俊さん(24)が12秒68のマスターズ短水路日本記録を樹立。また、40〜44歳男子50メートル自由形に出場し、自己申告タイムとの誤差が0.02秒の25秒02で優勝した岩村憲治さん(41)には「男子マスターズ賞」が贈られた。

同クラブ関係者は「全国で強いと言われる東海地区で優勝できたことはうれしい。マスターズでは自己申告タイムにどれだけ近づけるかを楽しむこともできる。小学生から高校生に対してもいい刺激になったのではないか」と話し、来年の大会での連覇を誓った。