東海愛知新聞バックナンバー

 3月4日【水】
今年の家康行列

朝鮮通信使列など参加

岡崎市議会代表質問

岡崎市議会3月定例会は3日、本会議を再開。代表質問に入り、山崎泰信(自民清風会)加藤学(民政ク)の2議員が登壇した。

山崎議員は、家康公400年祭の今年の家康行列の内容について尋ねた。

内田康宏市長は「今年は、コ川宗家当主のコ川恒孝氏や徳川四天王の各宗家当主、旧西大平藩、旧奥殿藩宗家を特別来賓に迎え、オープンカーに乗車していただく」としたうえで、「さらに、家康公の遺徳をしのぶ隊列として在日本大韓民国居留民団愛知県岡崎支部による朝鮮通信使列の参加も予定しており、隊列参加者数は昨年比で100人増の約800人となる。大勢の参加によって家康公400年祭の盛り上がりを、来年の市制施行100周年につなげていきたい」と述べた。

■用地は市が取得し 藤田学園に貸与

また、山崎議員は、大学病院との最終協定の内容についてただした。

内田市長は「昨年5月の基本協定締結以降、協議を重ねてきた事項を中心に、大学病院の整備・運営に関してその方針を確認するもので、現時点では今月27日に市役所で協定締結を行う予定だ」とした。

さらに、「(1)病床数は一般病床を中心に400床を目標(2)脳卒中や心筋梗塞、交通事故などの重傷患者にも対応できる質の高い二次救急病院を目指す(3)病院用地はいったん、市が岡崎駅南土地区画整理組合から取得し、その後一定期間、藤田学園に土地を貸与する方針も明記する予定だ。この新たな協定を今後の取り組みの柱として位置付け、新年度からはさらに具体的な協議を進め、平成32年の開院を目指したい」と答えた。