東海愛知新聞バックナンバー

 12月4日【日】

■岡崎市竜美丘小開校35周年

玄関前で校訓碑除幕
記念式典に学区民ら1100人

開校35周年を迎えた岡崎市竜美丘小学校(板倉登校長)の体育館で3日、記念式典が開かれた。全校児童867人と来賓や保護者、学区民ら約1,100人が参加。記念事業として建立した校訓碑の除幕もあった。(岩月健)

同校は昭和51(1976)年、男川小三島小羽根小を学区に市内37番目の小学校として開校した。市街地から南東の丘陵地に開けた住宅地にあり、学区内に自然科学研究機構県立岡崎高校を有する文教地区として知られる。

鈴木依治初代校長が在任10年、心血を注いだ学校づくりによって保護者、学区民から信頼される学校として高い評価を得ている。

体育館で行われた記念式典で九鬼義弘記念事業実行委員長は「学校、児童、家庭、地域の皆さんが1年1年精一杯の努力と誠意を持って活動してきた積み重ねが、きょうの式典に結びつきました。児童の皆さんも、このバトンを受け継いで次の時代の人に渡してください」とあいさつ。鈴木さんや長坂洋一学区総代会長が開校時の思い出や今後への期待を述べた。

式典後は、今年度の第30回全日本バンドフェスティバルで銀賞に輝いた吹奏楽部と合唱部による「ふれあいコンサート」が開かれ、「世界に1つだけの花」などを披露した。

これまで校訓碑のなかった同校。校歌の歌詞に2度使われている「精いっぱいに」を校訓と定め、鈴木さんが揮毫(きごう)。横2.0メートル、縦1.2メートルの岡崎産御影石に彫り込み玄関前に設置。この日除幕した。

板倉校長は「35年目にして校訓を定め、校訓碑を建立できたのは大きな喜びです。何事にも精いっぱいに頑張る竜美っ子の心の支えになればと願っています」と話した。


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