東海愛知新聞バックナンバー

 11月8日【火】
岩津高調理国際科と愛知学泉大家政学部

オリジナル弁当考案

26、27日岡崎 食育メッセで限定販売

■和洋中メニュー化

県立岩津高校調理国際科の生徒と愛知学泉大学家政学部の学生が考案したオリジナル弁当が、26、27日に岡崎中央総合公園で開かれる「食育メッセ2011」で限定販売される。

岩津高は「何を誰と食べる」という意味から「NANI・DARE・DOU弁当」と命名。和洋中すべてをメニュー化し、ちらしずしはトッピングを3種類用意した。このほか、洋風春巻きやチンジャオロース、ひじきの煮物、鯛(タイ)のラタトゥイユなど7種類9品と盛りだくさん。3年生の中山由紀子さん(17)は「色鮮やかにするためにさまざまなトッピングを考えました。たくさんの人に楽しんで食べてもらいたいです」と話した。

愛知学泉大は「秋穫弁当〜野菜を調理の仕方でたくさんとろう」。旬の野菜をふんだんに使い、ゆでたり煮込んだりして素材を引き立て、色どりを鮮やかにした。きのこご飯やナスのカレー風味焼き、ホウレンソウと春菊のごま和えなど9種類。30、40代をターゲットに和風ベースに仕上げた。4年生の岡本佳奈美さん(22)は「野菜入りのゼリーは、ハチミツやレモン果汁を使って野菜のにおいを消しました。たくさんの野菜を味わってください」と呼び掛けた。

4回目の今回は、これまでの地産地消弁当からオリジナル弁当に変更。コメや野菜は地元産を使用し、岩津高はムツミフーズ、愛知学泉大はオカザキ製パンが調理を担当した。

ともに1食1,000円で、400食(1日各100食)用意。販売開始は午前11時から。会場内ではご当地グルメの販売もある。(竹内雅紀)


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