東海愛知新聞バックナンバー

 8月21日【日】

■がん患者 支援の輪

岡崎 来月17、18日「暮らしの杜」でイベント

がん患者支援のチャリティーイベント「リレー・フォー・ライフ2011in岡崎」が9月17日から翌18日にかけて、岡崎市羽根町の「暮らしの杜」で開かれる。主催はサバイバー(がん患者、元がん患者)らで構成するリレー・フォー・ライフ岡崎実行委員会、日本対がん協会。(今井亮)

■ウオーク参加者募集

昨年、岡崎中央総合公園の運動広場で初めて開かれた24時間イベント。2日間で延べ約3000人が参加し、このうち120人がサバイバーだった。今年は2日間で2000人の参加を見込んでいる。

17日正午に1周200メートルの特設トラックを昼夜問わずに周回するリレーウオークがスタート。最初の1周は「サバイバーズ・ラップ」と題して、サバイバーのみが歩く。

ステージでは地元ボランティアが多彩なイベントを予定している。初日の午後6時からトラックの周囲や中にキャンドルを並べ、がんで亡くなった人を偲ぶとともに、がん患者に対して祈る「ルミナリエ」を行う。

最終日の正午に再び、サバイバーズ・ラップがあり、閉会式で終了する。実行委員長で、自身も3年前に胃がんで胃を3分の2摘出した元がん患者の広告代理業大菅善章さん(48)=同市若松東=は「1人でも多くのサバイバーに参加してほしい」と呼び掛けている。

実行委員会では27日まで、リレーウオークに参加するチーム・個人を募集している。参加費は1人1,500円(ルミナリエのキャンドル500円を含む、サバイバーと18歳以下は参加費無料)。収益は運営費を除く全額が日本対がん協会に寄付される。問い合わせは大菅さん(090―1232―5338)へ。


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