東海愛知新聞バックナンバー

 8月6日【土】

■ドドーンと2万発

きょう岡崎観光夏まつり花火大会

岡崎観光夏まつりを彩る第63回花火大会がきょう6日、乙川と矢作川の河畔で行われる。乙川右岸河川敷に組まれた桟敷席1670枡や左岸河川敷、桟敷席そばの殿橋などに集まる観衆(昨年は48万人、主催者発表)の前で、打ち上げ花火を中心とした約2万発が、夏の夜空を染め上げる。雨天決行(荒天や乙川増水の場合は順延)。(今井亮)

午前9時に花火大会の開催を告げる8号玉を打ち上げ、開幕直前の午後6時45分までに、8号玉20発と4号玉90発がとどろく。

午後6時50分のオープニングから5分後に、花火で絵や文字が浮かび上がる「大仕掛花火」で開幕。「千笛万雷光と音のファンタジー」と題した、バリバリという音を響かせる「笛雷スターマイン」、4号玉100発、乙川に浮かぶいかだから乱玉などが打ち上がる「水上スターマイン」と続く。

中盤は、音楽に合わせてコンピューター制御で花火を打ち上げる「メロディースターマイン」(7時35分と8時42分の2回)から県選抜百花園コンクール、各種スターマインが連続して上がる。

江戸時代から三河に伝わり、赤、緑、銀の金魚が四方に泳ぎ回るように川面を照らす「金魚花火」(7時59分)も登場。8時22分の「銀滝」(銀滝超大仕掛花火)では、300メートルにわたって銀色の火の粉が滝のように降り注ぐ。

終盤は超大仕掛花火、大スターマイン、メロディースターマイン、創作スターマイン、ジャンボスターマインが連続して最高潮を迎える。終了は8時56分の予定。

「花火ビュースポット」として岡崎公園駐車場、観光バス駐車場(午後3時から)、岡崎中央総合公園が開放される。雨天開催情報は午前11時から、夏まつり情報ダイヤル(0180―99―3988)で確認できる。

7時から8時49分までは、乙川に浮かぶ2艘の鉾船で、手筒花火や乱玉、金魚花火の「菅生神社奉納花火」がお披露目される。


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