東海愛知新聞バックナンバー

 6月26日【日】

■猛暑!涼求め水しぶき

岡崎・幸田で「プール開き」

岡崎市と幸田町の屋外プールが26日、オープンした。岡崎で今シーズン初めて35度以上の猛暑日(名古屋地方気象台調べ)を記録し、訪れた親子連れらが水しぶきを上げて気持ち良さそうに泳いでいた。いずれも9月4日まで営業。(竹内雅紀)

岡崎市若松町の南公園内にある市民プールはこの日、無料開放された。オープン時(午前9時)の気温は29度、水温28.6度。遊泳許可が監視員から告げられると、待ちわびた親子連れらが一斉に水に入った。8コース分ある競泳用の25メートルプールと水深0.5メートルの幼児用プールでは、浮き輪やボールを使って遊ぶ姿が目立った。プールサイドで寝そべる大人や泳ぎを上達させようと黙々と泳ぎ続ける子どももいた。

同プールの関係者は「今年は節電対策が影響して例年よりは利用者が多いのではないか」と予想。期間中は昨年よりも約3000人多い約2万人の人出を見込んでいる。

営業は午後5時まで。高校生以上60円、中学生以下30円。

幸田町大草のハッピネス・ヒル・幸田内にある町民プールでは、通年利用可能の屋内プールに加えて、全長125メートルの流水プールや同70メートルのウオータースライダーなどがある屋外プールがオープンした。遊泳開始となった午前10時現在のプールサイドの温度は34度。水温は27.5度だった。

何度もスライダーに挑戦したり、流水プールで友達と潜水を競ったりする子どもの表情は満面の笑み。中には子ども以上にはしゃぐ大人の姿もあった。

また、オープニング記念として、町民プールのシンクロ教室に通う小学3〜6年の男女11人によるエキシビションが行われ、温かい拍手が送られていた。

屋外プールは午後6時まで。高校生以上500円、小学4年〜中学3年は300円、小学3年以下は200円。7、8月の週末には、プールサイドで各種イベントが予定されている。


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