東海愛知新聞バックナンバー

 4月10日【日】
桜まつりメーン行事

■きょう 「家康行列」

総勢1000人が時代絵巻

岡崎の桜まつりを彩る「家康行列」(岡崎市同市観光協会主催)はきょう10日の午後1時30分、徳川家康ゆかりの伊賀八幡宮(伊賀町)を出発。家康、徳川四天王、於大の方、千姫ら主役級を中心に構成する総勢約1000人が中心市街地一帯で、咲き誇るサクラを背に勇壮な時代絵巻を繰り広げる。少雨決行。

コースは伊賀橋(伊賀八幡宮前)→康生北交差点→籠田公園→島町交差点→名鉄東岡崎駅前→殿橋下流の乙川左岸河川敷までの約3.5キロ。途中、能見通1丁目交差点―康生北交差点区間と、籠田公園前では鉄砲隊と槍隊の一斉演習がある。

東日本大震災を受けて、今年は行列3番目の消防音楽隊と4番目のオープンカーの間に、急きょ結成された「岡崎甲冑(かっちゅう)義援隊」が登場。今月30日にデビューする「グレート家康公『葵』武将隊」の紙甲冑(お付き武将)を着用した9人を含む市職員17人が横断幕を掲げ、手作りの義援金箱を手に沿道で寄付を募る。

籠田公園と太陽の城、岡崎公園内の藤棚付近に設けられる「桜まつり案内所」では募金所を設営し、行列開始30分前から募金スタート。各中継所となる伊賀橋前、三菱東京UFJ銀行前、名鉄東岡崎駅前でも、イベントボランティアが義援金箱を手に募金活動を行う。

行列を締めくくる河川敷での「戦国模擬合戦」(午後3時30分から)のフィナーレで、行列の主役級である家康と徳川四天王をはじめ、市長、観光大使おかざきらが観衆に募金を呼び掛ける。


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