東海愛知新聞バックナンバー

 3月27日【土】

舟遊び 岡崎城下 桜を眺め

2.6キロゆったり45分

岡崎市の中心部を流れる乙川を観光船で遊覧する「岡崎城下舟遊び」が26日、「岡崎の桜まつり」(4月1日から15日まで)に先立ち、始まった。運行期間は4月6日まで。(今井亮)

■初便は満席

コースは、同川に架かる殿橋より下流の右岸河川敷を発着場に、上流の吹矢橋を折り返す2.6キロ。午前10時30分から午後6時30分まで、30分置きに「竹千代丸」と「元康丸」が出航し、45分かけて遊覧する。

運行初日のこの日、観光船から見える河川敷沿いの桜約460本は、前日まで降り続いた雨から一転、晴天となり開花が進んだ。来週末に満開を迎えるという。

まるで“お大尽”

初運行便は定員20人が満席。友人と10人で乗船した同市戸崎町の主婦鈴木啓子さん(68)は、船内で話に花を咲かせながら、「思ったよりも桜が開花していて、天気の良い運行初日に、川をゆったり遊覧するのは“お大尽”にでもなったような最高の気分ですね」と話していた。

乗船券は、花見団子とお茶が付いて前売り大人800円(当日1,000円)、中学生以下400円(同500円)。3歳未満は無料。サークルK、サンクス、ファミリーマート、チケットぴあ・ぴあスポットで販売している。


<<インデックスへ | <<前日のニュースへ

HOME