東海愛知新聞バックナンバー

 10月8日【木】
台風18号

岡崎などに対策本部

岡崎市は7日午後4時30分、非常に強い台風18号の上陸に備え、災害対策本部を設置、職員の第一非常配備警戒体制を敷いた(警報発令に伴い、第一非常配備体制に移行)。市教育委員会では同日午後、きょう8日は小中学校69校をすべて休校することを決めた。

市では7日午後6時に、50小学校と市役所西庁舎1階ロビーを避難所として開設。25カ所の水防倉庫(土のう倉庫)を開放した。中消防署、東消防署、西消防署にはトラック3台分の土のう計8トンを配備したが、被害の規模が広がった際には箱柳町の現業事務所からも調達する。

また車両の退避場所として、自家用車用は食肉センター跡地(稲熊町)、井田体育館(伊賀新町)、六名体育館(六名本町)、神田公園(六名町)、南公園、太陽の城、南部地域福祉センター(よりなん)、企業の営業車用は岡崎中央総合公園美術博物館下(恩賜園)駐車場を夜間開放した。

避難勧告は防災ラジオをはじめ、ミクスネットワークエフエムおかざき市のホームページなどで伝達する。

台風18号の接近に伴い、岡崎市以外の各市町でも7日、対策会議を開くなどして今後の対応を協議した。

幸田町では、町内の小中学校全校で8日の休校を決定し、風で吹き飛ぶ危険性のある看板の補強や撤去などを行った。また、各区長らに電話で注意を呼びかけた。午後4時には近藤徳光町長を本部長とする災害対策本部を設置した。

西尾市では、午前中に災害対策本部員が対策会議を開き、今後予想される事態を話し合った。また、午後からは風水害避難所25カ所に配置する職員らに指示を送った。榊原康正市長の公務も一部キャンセルになった。市内全小中学校では8日の給食を中止、9日も一部の学校で中止を決めた。

豊田市は午前中に次長級の調整間会議を開き対応を協議。午後からの対策会議でも今後の対応を話し合った。また、市内の小中学校103校全校で8日の休校を決めた。


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