東海愛知新聞バックナンバー

 6月2日【火】
岡崎市議会一般質問

超未熟児出産の母親サポート検討

ボランティアの支援で

岡崎市議会6月定例会は1日、本会議を再会して一般質問に入った。この日は、鈴木雅登(自民清風会)井手瀬絹子(公明)梅村順一(自民清風会)中根勝美(同)内藤誠(ゆうあい21)畔柳敏彦(公明)の6議員が登壇した。

鈴木議員が、超未熟児を出産した母親が市民病院入院時からの傾聴ボランティアを受け入れるなどのサポート体制の整備についてただした。

木村次郎病院長は「超未熟児出産後のサポート体制については、保健所の保健師らによる訪問などがあるが、これらは新生児集中治療室(NICU)の退院後のサポートであり、入院中から信頼関係を築いておくのが望ましいと考える。そうした中、入院中から事情に精通したボランティアの支援があれば心強い。個人情報保護の立場から、運用面で綿密に配慮しながら導入を検討していきたいと考える」としたうえで、「当院職員とボランティアによるサポートや保健所の訪問サポートが有機的に連携し、NICU退院後の家族の不安を払拭できる体制を作り上げていきたい」と答弁した。

エコシール制度の活用方法

井手瀬議員が、エコシール制度の活性化策についてただした。

柴田紘一市長は「ここ3年間のエコシール発行枚数は、平成18年度272万枚、19年度348万枚、20年度386万枚、3年間の交換枚数は約974万枚、交換率95.6%と着実に制度が浸透してきている。今後、地球温暖化対策は市民、事業者の協力なくしては十分な効果は期待できず、環境配慮行動を推進するための制度として新たな展開を図りたい」と述べた。


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