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東海愛知新聞

琴光喜関

「力戦奮闘」

大関昇進で口上

 名古屋場所で13勝2敗の好成績をあげた岡崎市出身の大相撲関脇、琴光喜関は25日、番付編成会議の要請を受けた理事会で大関昇進を承認され、平成以降では16人目、愛知県出身者で初めての大関となった。
 この日午前10時、琴光喜関は紋付羽織の正装で佐渡ケ嶽親方夫妻、前親方とともに一宮市の宿舎で協会の使者を迎えた。
 協会からは部屋付きの親方でもある秀ノ山理事と松ケ根審判委員の2人が使者として訪れ、理事会で大関昇進が承認されたことを伝えると、深々と頭を下げた琴光喜関が「謹んでお受けいたします。いかなる時も力戦奮闘、相撲道に精進します」と口上を述べた。  昇進伝達の様子を見守った岡崎後援会の岡田庸男会長は「伝統の儀式に身の引き締まる思いがした。こんなうれしいことはない」と話した。
 柴田紘一市長は「悲願の大関昇進、おめでとうございます。これまでの『努力と忍耐』のたまものであると考えます。これからも、名古屋場所のような光る相撲でファンを喜ばせ、一番一番に奮闘されることを期待しています。琴光喜関の綱取りを37万岡崎市民とともに応援してまいります」とコメントした。

岡崎の母校で大歓迎
細川小 新香山中

 琴光喜関は24日午後、2つの母校を訪問し児童生徒や学区民から大歓迎を受けた。
 平成元年に卒業した岡崎市細川小学校では体育館いっぱいの約600人が歓迎した。児童代表の4年生佐藤覇月君が「琴光喜コーナーの星取り表に白星をならべて応援しました。今度は横綱になって来てください」と激励すると、琴光喜関も「横綱めざして頑張ります」と応えた。
 引き続き新香山中学校を訪問。生徒や学区民約400人が体育館で歓迎。生徒会長の3年生、宇野琢也君が「おめでとうございます。先輩は私たちの誇りです。先輩の活躍に負けないよう学習・部活に頑張りたい」とお祝いのあいさつ。琴光喜関はお礼と今後の決意を述べた。

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