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東海愛知新聞

県議選がスタート

岡崎は現職に新人が挑戦
来月8日の投・開票へ
豊田・西尾・額田郡は無投票

 統一地方選挙の前半戦、県議会選挙が30日、告示された。全国的に注目される“元気な愛知”の今後を占う重要な選挙。県議会の勢力図がどう変わるかでも関心が集まっている。岡崎市(定数四)では柵木誠氏(62)=無所属新、内田康宏氏(54)=自民現、中根義一氏(62)=自民現、青山秋男氏(60)=自民現、浜崎利生氏(58)=民主現=の予想の顔ぶれが出そろった。現職四人に新人が挑む構図になり、4月8日の投・開票に向け、激しい選挙戦が始まった。一方、豊田市(四)、西尾市(二)、額田郡(一)では定数と同じ立候補者数で、無投票当選が決まった。豊田市は市名を変更した昭和34(1959)年以来48年ぶり、西尾市では12年ぶりの無投票。

総力結集し夢実現
柵木候補
 法性寺町の選挙事務所には、約150人の支援者が集まり出陣式が行われた。
 柵木候補は「政治には夢と公約が必要で、これまで市議15年間精一杯その実現に努めてきました。今回は南部地区に県立高校を設置する夢に向かって一歩を踏み出しました。六ツ美西部学区の総力を結集すれば夢の実現は可能です。他の人を傷つけることなく自分の選挙を進めて行きたい」と支持者に訴えた。
 そのあと、候補者、支援者一体となって「ガンバロー」を三唱した。

20年の経験生かす
内田候補
 内田候補は、大平町の選挙事務所で午前9時20分から出陣式。約1,000人の支援者を前に「昭和55年の衆院選挫折、逮捕者を出したという十字架を背負ってきた」とし、「県政の大きな課題は少子高齢化による教育と福祉。また、議員のあり方も旧来の制度の変革が求められている。5期20年間の経験と勉強を今後の県政と地元に生かしたい」と決意を表明した。
 無投票予想から選挙戦へ。来賓はあいさつの中で、気を引き締め岡崎で初の6期当選を高順位で飾ろう、と強調した。

「ファイト」で戦う
中根候補
 百々西町の選挙事務所。出陣式が始まった午前10時以降も続々と支援者が駆けつけ、1,000人近くになった。
 激励を受けた中根候補は「すばらしい愛知、夢ある愛知を目指し4年間、市政、県政、国政のパイプ役を務めてきた」とし、政策に挙げる「教育」「地域の基盤整備」「少子化対策」「安心・安全な街づくり」を熱弁。
 「4つのビジョンを持って、次なる4年に臨みたい」と力を込め、「『ファイト、ファイト、ファイト』で戦います」と決意を表明した。

信頼で乗り越えたい
青山候補
 青山候補は柱町の選挙事務所で午前9時から出陣式。集まった支援者約1,000人を前に「大勢の人に集まっていただき感謝の気持ちでいっぱい。だからこそ、市、県、国には厳しい事も言うようにしている。このまちのみなさんの思いを正直に伝えるのが私の役割だと思う」と、これまで32年間の政治姿勢を語り、力強く「大躍進をする岡崎のために、大きな山も信頼で乗り越えていきたい。全力投球で9日間を戦う」と訴え、「ガンバロー」三唱のあと、街宣車で街頭に繰り出した。

新しい発想が必要
浜崎候補
 大樹寺3丁目の事務所で、午前9時30分から出発式があった。
 支援者と労組関係の約200人を前に、浜崎候補は「時代は大きく転換している。既成概念を超えた発想が必要」と強調。「2期8年の実績を踏まえ、万博、中部国際空港と大きなプロジェクトを成功させた愛知の元気さを持続、発展させていきたい」と訴えた。
 このあと、オレンジのジャンパーを着た若い支持者に合わせ「ガンバロー」を三唱。街宣車に乗って地元の北野地区を回った。

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